世界がもし100人の村だったら:青森編、4月11日(土)

090331100人の村(表)
090331100人の村(裏)
申し込み先 グリーンピース・ジャパン

国も事業者の討論を避けたい渡辺満久教授の六ヶ所活断層説

(講演会参加者からの報告)
 3月22日青森で行なわれた渡辺満久教授の講演「六ヶ所・大間の活断層について」を聞いて思ったことです。
 渡辺教授の指摘した活断層を原燃も政府も認めず、無視して事を進めようとしています。活断層が有るか無いかは純然たる学問の世界です。したがって決着をつけるのは学問の場です。学会や論文の発表がそれにあたります。
 ある学者が学会や科学論文雑誌に自分の説を発表します。これに異論のある学者は、これに対して反論の論文を書き、発表します。科学論文雑誌は世界中に配られて、同様のテーマで研究している学者達の目にとまります。すると第三者の科学者達がどちらが正しいかを評価します。
 実験であれば追試実験を別の学者が行ない、どちらの結果になったかを発表します。そのような課程を踏んで、正しい結論が定着していくのです。科学は天才的な一人の科学者が進めていくものでは有りません。同じ分野の何人もの科学者が検討を加え、進めていくのです。だからこそ、学問の世界は大学院生のような低い地位の者でも発表出来、他から
の圧力を受けず、誰でも研究結果を見る事ができる民主的な雰囲気で運営されていくことが大事なのです。「自主・民主・公開」が原則です。
 今回の「六ヶ所直下に活断層」の件に当てはめて考えてみましょう。
 渡辺教授が学会で発表し、論文を科学論文雑誌に載せた。それに対して異論や反論があれば、同様に論文を書き、学会で発表すれば良いわけです。しかし、一本もそのような論文は発表されていません。ということは、学問的には、渡辺教授の主張が認められたことになります。いくら文句を言っても論文を出さなければ不戦敗です。まあ、まともに反論できる論文は書けないということが分かっているから書かないのだと思いますが。そうすると原燃がやっている事は何かというと、「リングの上では勝てないので、場外乱闘で勝とうとしている」ということです。
 一般市民は専門的な分野で論争されている事を、どちらが正しいかは判断できません。従って学問の世界の論争の決着を待つしかないのです。そこで結論付けられたら、それが民主的な雰囲気の中でなされていたら、それを認めて、認めない企業、政府に科学的な判断で政策決定をするように迫ることが、必要になります。「場外乱闘はやめて、リングの上で堂々と闘え」「異論が有るなら論文を発表し、学会で議論し決着を付けろ」と。
 反論の論文は出されていず、これからも出せないでしょう。原燃側の良い分はあまりにも幼稚だから。したがって、私達市民は、「渡辺教授の指摘」というような、一学者の考えと思われるような言い方ではなく、「学会からの指摘」という言い方で宣伝や、迫り方の方が事の本質を付くことになると思います。署名用紙にも「学会からの指摘」という書き方で迫ってみてはいかがでしょう。

東北町長選挙公開討論会開催、ぜひご来場下さい!

090322東北町長選挙公開討論会

(県南新聞、平成21年3月20日号3面)
動員力抜群の竹内陣営、体育館に2,500人の聴衆、東北町長選は大接線の様相
旧東北と旧上北の争いになっている点が心配だ、山崎力氏
竹内町長は4月12日に人生のすべてを賭ける、笹倉選対本部長
母も家内も甲地出身、私には二つの血が流れている、だから“心のかけ橋”だ、竹内亮一氏
ヤナダ・アキヒロの視点・論評
激論・燃える東北町、28日に公開討論会

天間西小学校卒業式、PTA会長哘清悦祝辞

 卒業される六年生の皆さん、そして、保護者・ご家族の皆様、本当におめでとうございます。「光陰矢の如し」と言いますが、入学してからの六年間が瞬く間に過ぎ去ったと感じているのではないでしょうか。
 部活動においても様々な大会で活躍された皆さんですが、勉強でもとても頑張ったと思います。全国学力テストの結果には目を見張るものがありました。
 部活動の指導を引き受けて下さった上に、子供達の学力を確実に向上させて下さった教職員の皆様方には深く感謝致しております。
 勉強の基本は「本を読む」ことです。皆さんは本当に本をよく読みました。この一年間で一人平均五十冊、多い人で二百冊。たくさんの本から多くのことを学んだ皆さんに、私が一番好きなある物語を紹介したいと思います。
 「夕方に山から羊を連れて帰って来た羊飼いの少年が、子羊が1匹いない事に気付きました。狼に食べられてしまう事を心配した少年は、急いで山へ探しに戻りました。幸いにも子羊を見つける事ができ無事に帰って来ました。」という短い物語ですが、ある言葉が強烈に印象に残り、私の頭から離れる事のない物語となりました。
 皆さんは、羊飼いの少年がその子羊を、どのようにして連れて帰って来たと思いますか? 私は、子羊が二度と迷子にならないように、子羊を先に歩かせて、少年がその後ろを歩いて来たのではないかと想像していました。
 ところがその物語には、「少年は子羊を『肩に担いで』帰って来た」と書いてありました。「肩に担いで」という何の飾りもない言葉に、私は大きな衝撃を受けました。
 子羊とは言え重いし、担いだまま長い距離を歩いたら疲れます。しかしその少年は、子羊の体重を感じ、子羊の体温が伝わって来るのがとても嬉しかったのだと思います。もう絶対に迷子にはさせないという思いもあって肩に担いだのではないかと思います。
 「肩に担いで」という言葉を目にするまでは、少年がどれだけ心配して子羊を探していたのかが私にはわかりませんでした。またその言葉によって、その少年がどれだけ羊に愛情を注いで飼っていたのかがよくわかりました。
 この物語を時々思い出し、果たして自分はこの少年のようになれるのだろうかと考える事があります。皆さんはなれると思います。中学生になっても、一緒に心配し一緒に喜び合えるいつまでも仲の良い友達同士でいて下さい。
 中学校ではこれまで以上に、一人一人が自分の将来の目標に向かって、勉強も部活動も頑張るだろうと思います。
 本日卒業される皆さんが、充実した中学校生活を過ごされる事と、本日ご来場の皆様方のご多幸を祈念し、お祝いの言葉とさせて頂きます。
 本日は誠におめでとうございます。

calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< March 2009 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM