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正心誠意

正心誠意

この言葉は、中国の四書のひとつ「大学」に見える言葉である。
野田総理が用いた言葉だが、政治家一人一人がこの言葉の意味を重く受け止め、この言葉に忠実に行動したならば、政治は変わり、国も良い方向へ変わる。

古えの明徳を天下に明らかにせんと欲する者は先ずその国を治む。
その国を治めんと欲する者は先ずその家を斉(ととの)う。
その家を斉えんと欲する者は先ずその身を脩(修)む。
その身を脩めんと欲する者は先ずその心を正す。
その心を正さんと欲する者は先ずその意を誠にす。
その意を誠にせんと欲する者は先ずその知を致(きわ)む。
知を致むるは物に格(至)るに在り。
物格りて后(のち)知至(きわ)まる。
知至まりて后意誠なり。
意誠にして后心正し。
心正しくして后身脩まる。
身脩まりて后家斉う。
家斉いて后国治まる。
国治まりて后天下平らかなり。

金谷治訳注(岩波書店)による現代語訳を以下に示す。

古きよき時代に、輝かしい聖人の徳を世界じゅうに発揮し(て世界を平安にし)ようとした人は、それに先立ってまず(世界の本である)その国をよく治めた。

その国をよく治めようとした人は、それに先立ってまず(国の本である)その家を和合させた。

その家を和合させようとした人は、それに先立ってまず(家の本である)わが身をよく修めた。


わが身をよく修めようとした人は、それに先立ってまず(一身の中心である)自分の心を正した。


自分の心を正そうとした人は、それに先立ってまず(心の中心である)自分の意念(おもい)を誠実にした。


自分の意念を誠実にしようとした人は、それに先立ってまず(意念の本である)自分の知能(道徳的判断)を十分におしきわめた。


知能をおしきわめ(て明晰にす)るには、ものごとについて(善悪を)確かめることだ。


ものごと(の善悪)が確かめられてこそ、はじめて知能(道徳的判断)がおしきわめられ(て明晰にな)る。


知能がおしきわめられて(明晰になって)こそ、はじめて意念(おもい)が誠実になる。


意念が誠実になってこそ、はじめて心が正しくなる。


心が正しくなってこそ、はじめて一身がよく修まる。


一身がよく修まってこそ、はじめて家が和合する。


家が和合してこそ、はじめて国がよく治まる。


国がよく治まってこそ、はじめて世界じゅうが平安になる。


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