毎年秋(収穫終了後)、ハウス毎に土壌診断を実施し、それに基いた施肥・追肥・灌水を実施。診断料は1点につき2,000円。
収穫10日前のトマト
夏場に収穫するトマトの色(着色2/6段階中)
収穫して1日経過したトマトの色(着色3/6段階中)
店頭に並ぶ頃に着色6になるように逆算して収穫します。
水に浮くトマトと沈むトマト(8月20日頃)
水に浮いたトマトの断面 水に沈んだ私のトマトの断面
※中央(二つの楕円)から赤くなり、6室しっかり形成されているのが理想。最初から最後までこうできれば最高だがかなり難しい。
この時の測定結果
|
糖度 |
コク濃度 | ||||||||||||
浮くトマト |
6.0度 |
0.88 | ||||||||||||
沈むトマト |
8.0度 |
1.05 |
平成21年に、9月下旬以降の秋トマトで、無添加ストレートの
トマトジュースを作りました。
糖度 :7.0
酸度(pH) :4.4
硝酸濃度 :250ppm
コク濃度 :1.58
※コク濃度について
蒸留水50ccに濾過した果汁10ccを加え十分攪拌した液体のEC(電気伝導度)を測定する。コク濃度1.5が統計的に最もおいしいと評価する人が多い数値です。ECが1.5よりも低いと味が淡白になり、それ以上になると、喉や舌を刺激するような味になる。
私のトマトジュースをグラスに注ぐと、「トクトクトク・・・」という音がして、流れ落ちにくいのがわかるほど「濃厚」です。
「飲む」というよりも「食べる」感触に近いのではないかと思い、「食べる」という商品名にしました。
私のトマトジュースは、水で薄めない限りサラサラにはできません。「氷を入れて飲むと一段とおいしい!」という声も頂きました。
青森県産品データベースにも登録しました。販売店募集中!
販売店:七戸町 ★レストランジュノン
★ヤマサンストア
十和田市 ★御菓子のみやきん 十和田総本店
■トマトの機能性(トマトのライバルは抗がん剤)
トマトに含まれる赤い色素の『リコピン』は、抗酸化作用がビタミンEの100倍、ベータカロチンの2倍で、細胞のガン化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があると考えられています。実際に癌を患った人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べると低いことが明らかにされてきております。
======= 安全性について =======
農協に提出した栽培日誌
農協に出荷された全生産者のトマトから抜き打ちで実施した残留農薬の測定データ
※ポジティブリスト制度によって、使用していない農薬の成分も測定しています。
結果 ⇒ 全農薬成分『不検出』