地方・集落からの人口流出対策にどう取り組むべきか

本県の人口は、仝外転出者が県内転入者を上回る社会動態の減と⊇仞舷瑤茲蠅盪猖歓瑤上回る自然動態の減のダブルの減少となっている。 

社会動態では、若年層、特に高等学校卒業時に進学・就職のために県外に転出する者が多く、県内に転入する者を大きく上回ってい。 

また、自然動態では、平均寿命の延びにより高齢者が増加したため、近年死亡者数が増大してきているのに対し、若年層の県外流出により子どもを生み育てる世代の人口が減少し、非婚化・晩婚化による出生率の低下とともに出生数が激減してい。 

 このように若年層の県外流出は、社会動態の減だけではなく、自然動態の減にも大きく影響していることが本県をはじめとする地方県の特徴として挙げられ。(図1-8)

人口減少イメージ 

 人口減少が経済へ与える中長期的な影響として、人口減少に伴い労働力人口が減少することによって、生産要素の一つである「労働投入量」が減少するため、総生産が縮小することが想定されてい。(図2-8) 

 人口減少の短期的な影響の要因が消費等需要面であるのに対し、中長期的な影響の要因は供給面の制約から発生するものということができ。 

人口減少社会における生産減少イメージ


 地方から都市部への人口流出をどのように抑えるかが大きな課題だが、過疎化が進む当町の中でも、中心部に比べ集落では特に少子高齢化・限界集落化が進んでいることを深刻に受け止める必要がある。

 哘地区は天間林地区の11分館中、一番人数が少ない分館(地区)である。その哘地区に住む町議として、誰よりもこの問題の解決に向けて取組まなくてはならないと思っている。そこで手始めに、町民課からデータをもらい、哘地区の現状を分析した。
哘地区の5集落 

 哘地区の平均年齢は54歳で、日本(45歳)、青森県(47歳)、七戸町(50歳)よりも高齢化が進んでいた。

 65歳以上の人口比率は0.37で、日本(0.23)、青森県(0.26)、七戸町(0.31)よりも高い。

 少子化はもっと進んでいて、15歳未満の総数割合は0.08で、日本(0.13)、青森県(0.13)、七戸町(0.11)よりも低く、市ノ渡は0.02しかない。
130103哘地区人口集落毎.jpg

130103哘地区生産年齢人口.jpg

 集落での生活を支えてきた農業は、その所得だけで全世帯を支える力を失っている。

 集落の中でも数少ない専業農家が農地を借り、高性能な農業機械を投入し規模拡大したとしても、それでその専業農家がようやく生活していける状況ではないかと思う。

 辛うじて人口流出の抑制効果として効いている要因として、代々引き継いできた土地・家・墓などの資産がすでにあることと、家から通える範囲に就職できていることと、2搬押親族・地域住民との絆が築かれていることがあると思う。

 私の場合、24歳の独身の時に退職・Uターンし農業を継いだので、哘に住むことができた。

 自分が長男でなければそういう決断をすることはなかったと思うが、家族・親族・土地・家などいろいろなことを考えた時に、退職・Uターンという決断に至った。
 今ではその判断が適切だったと思っている。

 人口減少対策を考える上で、U・Iターン者を増やすことも当然考えなければならない。新規就農希望者を研修生として受け入れ育成してきた経験を活かし、都市部からの新規就農希望者が哘地区で就農できるようにしたい。田舎暮らしを望んでいる人に住居を紹介できるようにできればとも思う。

 子どもの頃から地域との絆を深めておくことも大事だと思う。生まれ育ったところで一生暮らしたいと思えるような思い出を子どもたちに残すためにも、PTAや子ども会の活動を充実させ、地域の大人と子どもとの交流の機会を増やしていきたい。

 正月に盛岡に住んでいる妹の家族が哘に来た際に、妹の娘3人に将来は哘に住むようにと勧誘した。いろいろ考えたが、全くの他人を哘に住まわせるよりも、その方が可能性が高いような気がした。将来集落に人がいなくなることを考えるとなりふり構ってはいられないという心境に達したのだと思う。

 とりあえず、1月20日(日)の分館対抗の綱引き大会終了後は、反省会を兼ねた新年会を計画しているので、そこで皆と意見交換・情報交換したいと思う。


七戸町の本所と支所を結ぶ道路の整備の優先度は?

十和田新報(平成25年1月1日号、14P)から

【記者の質問】
「新幹線関連の整備が一段落し、今後は取り残されていた生活関連や道路、施設整備に財源を告ぎ込みたいという考えですが・・・」

 【小又町長の答弁】
「ええ、そうです。沢山しなければならない事がありますが、特に本所がある旧天間林地区と支所がある旧七戸地区とを結ぶ道路を整備したいと考えています。国道四号は朝や晩の通勤通学時間は渋滞が激しく、冬場は特に酷い状態ですから早急に整備をしたいと考えています。調査では費用対効果で、効果が上回っていますから。」


平成22年12月9日(木)七戸町議会定例会一般質問から

【田嶋弘一議員の質問】
本庁舎新幹線の道路整備でございますが、駅周辺が先ということで5年間待ってきたわけでありますが、本来であれば今年度に調査費が出て、来年度にスタートすることが普通であるかと思いますが、思ったより予算と時間が通り過ぎたようですが、新七戸町が発展し、反映していく道路でもあります。町民が、これは望んでいることでもあります。荒熊内、中野地区の住民にとっては、新幹線が通るような大きな期待があります。5年前に調査費をぶつけたときに、できるだけ早い時期に完成するように頑張りますと言われていますけれども、どのような計画があるのか伺います。」

【小又町長の答弁】
「新幹線駅北口からの道路整備計画についての御質問にお答えいたします。新幹線駅北口地区と本庁舎、森ノ上地区間の、いわゆる地域間、公共施設間のアクセス道路の整備計画についてであります。平成17年に最短のルート案、それから現道を拡幅する案、それから一部現道及び国道4号を利用するルートの、この三つの案、これを出して検討を行っております。町の新規事業としての取り組みに当たり、公共事業の効率性、あるいは実施過程の透明性の向上を図るために、来年度において、県の公共事業に係る事前評価及び継続評価の実施に関する要項と、こういったものがあります。これに基づいて、事業の利便性、必要性、それから投資効果など、いわゆる費用対効果の調査を実施すると。今、道路整備においては、いわゆるB/Cということが言われております。やっぱり、これの調査をして、その事前評価の結果を踏まえて、今年度中に策定予定の町の過疎地域自立促進計画案に基づき、その事業を実施していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。」

【田嶋弘一議員の再質問】
「荒熊内中野地区を1本、道路をつなげることが第一。それが合併効果でもあります。新しい道路ができれば、交通面、さらに住宅まで発展と、企業が来る可能性は大きいでしょう。そして、七戸十和田駅は、八戸・青森駅と違って住宅がふえる可能性がたくさんあります。地価が高騰しているわけでもなく、きれいな町のイメージがあります。まして盛岡までの通勤可能な場所でもあると思います。それゆえに、大きくはできなくても荒熊内・中野地区の道路を柱に、網目の道路をつくれないのか伺います。」

【小又町長の答弁】
「道路についても、合併当初の、これは一つの大きな事業ということで打ち出し、七戸庁舎と本庁舎、七戸旧市街地とここの本庁舎をつなげる幹線の道路ということで計画をしました。その後、駅舎建設等々に伴っての財政的な理由もあります。それから、4号線のさらに整備ということもありまして、一時見合わせしていたわけですけれども、改めて今に来て、駅舎建設、周辺整備も終わりましたし、改めて検討しなければならない。ただ、この時代になったら、費用対効果というのは、もう、国も県も、大きい道路については必ずその調査をしなければならないということでありますので、B/Cにかかわる調査、これを23年度行って、その結果を踏まえて、事業化していくのか、あるいはまた改善点があるのか、そういったことで進めていきたいというふうに思います。かつてのように、何でもかんでも企画すればもうつくると。つくった後に、ほとんど交通量がないというのは、これはもう、避けなければならないというふうに思っていますので、その辺でどうか御理解いただきたいと思います。」

【田嶋弘一議員の再々質問】
「この道路については、合併当初に新幹線から庁舎までの道路をつくると。あくまでもそれが条件的な話でスタートして、まず、町のために栄える一つの手だとも思っています。それで、私が今言ったのが、庁舎までとは言っていません。というのは、百年の恋が実
り、新幹線ができたわけですよ。新幹線ができたということは、これから波及効果があると、私はそう思っています。その波及効果とは、いわば結婚すれば子供もできる。新幹線が来れば住宅がふえる。その場所の提供としてすべき場所ではないかなと、そのように
思っています。それで、道路の話ですけれども、やると言ったら、状況が変わったからどうのこうのではなく、当初そういう計画があってこその私はスタートだと思います。そして、町長は常に、一人一人のためにまちづくりをしていきたい、幸せな町をつくりたいというふうによく言っています。」

【小又町長の答弁】
「23年度で申し上げました。交通量の調査、利用度の調査という
のをやりますと。これをやって、その結果によって、道路の、実際の工事に入るか入らないか判断をするということでありますので。」


【私の考え】

 調査結果が重要な判断材料になるが、上北道路の開通と人口減少を考慮すると、必要性と優先順位が低下していると思う。力を入れるべきは、人口減少対策(雇用創出・所得向上)や、生活保護を受けている人よりも厳しい生活を強いられている低所得者対策などの経済政策だと思う。

 建設業者の雇用を考えるならば、道路ではなく、高齢者や一人暮らしの町民が安心して暮らせる共同住宅シルバーハウジングコレクティブハウス)に投資すべきだと思う。


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