なぜ「お勉強」好きな人は仕事ができないのか(紹介記事2/2)

問題解決段階を経ない勉強は「お勉強」の域を出ない

 企業において、勉強好きが役に立たないと揶揄されるのは、「お勉強」好きのことなのだろうと思う。本人は(2)「問題解決段階」や(3)「視野拡大段階」にいるつもりかもしれないが、さらっと一通り知識を得る(1)「知識習得段階」的な「お勉強」にとどまり、(1)の姿勢のまま、(2)(3)に臨んでいる人が多いように見受けられる。

 実際には、(2)「問題解決段階」で、自分の問題意識の在り方、興味関心の持ち方のパターン、自分がものを見るときの射程の限界、言葉遣いの癖を自覚する段階を経ていなければ、(3)の「視野拡大段階」以降、専門分野以外のあらゆるものを吸収する段階に進めないのである。

 芸事の修業段階を指す「守破離」でいえば、さしずめ、(1)「知識習得段階」と(2)「問題解決段階」が“守”、(3)「視野拡大段階」と(4)「検証適用段階」が“破” 、(5)「越境変容段階」が“離”だと考えられる。(1)「知識習得段階」と(3)「視野拡大段階」の間には、既存の知識を覚えるだけではなく、自分の問題意識を持って、そこに適用できることを必死で学ぼうとする(2)の「問題解決段階」があることが、多くの人に認識されていないのではないかと思う。

(2)(3)の「問題解決段階」なしに(1)の「知識段階」のままで(3)の「視野拡大段階」に飛ぶから、(3)の内容を構造的に把握できず、ダメな「ではの守」になり、ましてや(4)「検証適用段階」には行けないし、(5)「越境変容段階」など望むべくもないのだ。

 一方で、現地・現物・現実に確固たる問題意識を持つ人が、(2)「問題解決段階」を強烈に意識しているために、特段の「勉強」をせずとも、日々仕事に取り組むなかで、独自ともいえる卓越した技術体系やナレッジを紡ぎだせる場合がある。

 逆に言えば、こういう現地・現物・現実に苛烈なほどの問題意識を持って取り組む人に、専門分野や専門分野に応用できる領域の体系的な知識を学ぶ機会を与え、自分の世界観や技術観と格闘させることで、さらにレベルの高い視界を持たせることが可能なのだ((3)(4)や(5)に相当)。一方、「お勉強」のできる「お勉強」好きに勉強をさせても成果は(1)の段階の「お勉強」レベルにとどまる。企業は勉強させる人を選ぶべきなのである。

仕事のできる勉強好きな人になるには?

 学士の分際で申し上げるのははなはだ僭越だと自覚しているが、(2)「問題解決段階」以降がパスされやすい原因の1つは、 日本企業の人材教育部門に文科系出身の学士社員が多く、ちゃんとした修士論文、博士論文を書いた経験のある人が絶対的に少ないことが理由ではないかとも考えられる。

 既知の問題を解く演習をする学士論文((1)「知識段階」)。知識体系の枠組みの全体像を意識しつつ、そのなかの限定された問題を解く修士論文((2)「問題解決段階」よくできて(3)「視野拡大段階」)。潜在的な問題を発掘し、問題を設定、解決し、新しい意味づけを目指す博士論文((4)検証適用段階」)といったように、しっかりとした論文作成の指導を受ければ、勉強を段階的に進めていく能力はつく。

 もちろん大学院に行こうと行くまいと(1)〜(5)への段階的な勉強態度を身に付けている人もいるが、それはたまたま良い上司に恵まれてラッキーだったか、あるいは資質としてすごく優秀だったかである。そして、ほとんどの人が(1)のことを勉強だと思っている。

 (2)「問題解決段階」以降の、つまり、自己の領域を全体の枠組みを認識しながら、深く掘り下げることを重視せず、(1)「知識段階」の表面的な問題を素早く多く解けることをもって優秀と認識してしまうのは、日本企業の最大の弱みだ。

 私は、日本企業の復活のためには、(2)をしっかりやり、(3)(4)(5)の知的な掘り下げを奨励する組織文化を構築することが急務なのではないかと思っている。もちろん、「お勉強」と「勉強」を区別せず、勉強を軽視するのは絶対にやめなければならない。

(プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役 秋山進、構成/ライター 奥田由意)


なぜ「お勉強」好きな人は仕事ができないのか(紹介記事1/2)

「勉強」と「お勉強」は仕事の役に立つのか

 皆さんの周囲にこんな人はいないだろうか。「うちの社員は基本的な知識すらあやふやで、ちっとも『勉強』しない」といつも怒っている人。かたや「うちの社員はろくに仕事もせず、大学院とやらに通って『お勉強』ばかりに精を出している。もっと顧客を観察し、自分で考えることが大事なのに……」と嘆く人。

 こんなふうに勉強を否定する人は必ずいるだろう。揚げ句の果てに「お勉強」好きは仕事ができないと言い切る人もいる。さて、その真偽やいかに。

 「勉強」を肯定する人は「ビジネス遂行のため、基本的な知識を身に付けることは当然必要」「勉強して資格でも保有すれば、信用にもつながる(し、転職にも有利)」「勉強すれば、視界が開け、新しい世界を見ることができ、創造につながる」と考えている。

 そして、近年、日本企業が弱くなった理由を勉強時間の少なさに求める。OECD, “Skills Outlook 2017”によると、25〜64歳の被雇用者のうち1年以内にリカレント教育(教育と就業を交互に行う教育)に参加した者の割合は、OECD28ヵ国中、日本は22位だという。「ほら、勉強してないからダメになったんですよ」という理屈だ。

 さて、「勉強」を嫌う人は、「『お勉強』で習うこととビジネスはまったく別だ。実践知は学問知とは違う。資格とか、まったく意味ないし…」「頭でっかちなヤツに仕事のできるヤツはいない。口ばっかり達者で手を動かさない、行動しない」「現地・現物・現実こそが大事。3つの現に真剣に取り組めば本質がわかる(三現主義)のに、机上の空論ばかりしている」などと言う。

 そして、ヘンリー・ミンツバーグ氏(『MBAが会社を滅ぼす』日経BP社)や遠藤功氏『結論を言おう、日本人にMBAはいらない』角川新書)を引き合いに出して、日本企業の衰退を、MBA教育などのビジネス教育の隆盛に帰するだろう。

 さて私はというと、肯定派でもあり否定派でもある。もう少し言うと「勉強」肯定派であり、「お勉強」否定派である。禅問答ではない。こと実業の世界においては、「勉強」という言葉が指す中身は、さながらマズローの欲求5段階説のように遷移し、人によって想定している中身が相当に違うのである。「勉強」と「お勉強」の違いも含めて語ってみたい。

勉強の5段階説?知識習得から越境変容まで

 ここで、実業の世界における「勉強の5段階説」について、解説していきたい(なお、こちらは、私個人の認識枠組みなので、学問知を欲する方の求めるものではないかもしれない)。

(1)知識習得段階

 「枠組みの決まっている体系化された知識、ノウハウを習得するために努力する」段階。

(2)問題解決段階

 既存の体系的な枠組みの中から、「問題解決に適切な思考認識・行動パターンを探索、抽出し(勉強し)、それを問題解決に活用しようとする」段階。このとき、自分の関心が体系的な枠組みの中のどの領域を扱っているのか、なぜそこを使っているのか、を自分なりに客観視し、自覚できるようになれば、同段階の中でもかなりの上級レベルである。

(3)視野拡大段階

  (2)で既存の枠組みの中に十分に有効な手だてが発見できない場合、「他の知識体系や領域の中にヒントを探す活動(勉強)をする」段階。人によっては、特定の問題の解決に限定せず、「常日頃から(潜在的な問題も含めた)問題解決のヒントになる事象がないか気をつけて外部と接している」人もいる。

(4)検証適用段階

  (3)の中で有望なヒントや事象を見つけた場合、それがどのような歴史的背景のなかでどう生成され、現在、他の要素との関係においてどう機能しているかを学習、理解した上で、「自分の問題解決にどのように応用できるかをシミュレーション(勉強)し、適用を遂行することを習慣としている」段階。(4)をしっかりとやることで、他領域の知見が問題解決に意味のあるものになる可能性が高まる。

(5)越境変容段階

 「((3)(4)で関わった)自分にとっての新しい領域を深く学ぶべく格闘し、自分が変わっていく」(勉強)段階。その際、自分がこれまで使用してきた思考行動パターンの割合が縮小し、新しく獲得した思考認識や行動パターンと融合することで、新しい世界観や言語体系を獲得することができる。

 ビジネスにおける勉強とは、おおよそこのようなものであろう。

 まず、(1)の「知識段階」では、四の五の言うより、とにかく必要な知識をさっさと身に付けてしまうのがよい。会社の業務が求める基礎的なスキルとともに、今なら統計的知識やプログラミング、英語の読み書きや話す技術なども含まれる。この種の勉強を否定する人は(あまりいないと思うが)、やる気がないか、社会の変化が見えていないということなのだろう。たまに、この段階を教えてくれる先生の中に、その知識体系の持つ豊穣な意味や世界観を巧みに見せてくれる人がいる。こういう先生に習うと、知識習得段階から次の段階にごく自然に進むことができる。

 (2)の「問題解決段階」では、スタンスが重要だ。自分の問題意識を明確にし、ある知識体系のどこが使えそうか、それを使ったら何が解決できるが何が残るか、残された問題はどのような知識を利用することで解決できそうか、などを徹底的に考え抜く姿勢である。こういった意識が弱いまま、キーワードや定説や方法論を暗記するように「お勉強」して、それを適当に使っているだけだと、役に立たないへっぽこ知識を振り回す人になる。そして、「○○によると」と立派な学者の名前を連呼したり、あるいは、理論を絶対視し、都合の悪い現実の方を無視したりする。

 「お勉強」なんか不要という人の多くは、問題解決の意識の低いままに(1)の段階の知識を(2)の問題解決に使う振りをしながら、実際には単に「俺はこんなことを知っているんだぞ」と知識を開陳している人に、疑義を呈しているのである。

 (3)「視野拡大段階」では、「内にこもるな。旅をし、本を読み、社外の人と話し、美しいものを見て、あらゆることを吸収しよう!」といった話になりがちだ。これもやりようで、(2)の「問題解決段階」を常日頃からしっかりと体験し、さまざまなことに問題意識を持っている人は、何をしても勉強になる。見るもの聞くものすべて(潜在的関心を含む)が、当人のアンテナに引っ掛かり、それらが次々と自分の中の既存の知識と接続され、(ものによっては時間を経て)意味を持つ。

 一方、旅をし、本を読み、人と語らうのだが、仕事の成果に結びつかず、ただ新しいものに目移りしているだけのように見える人もいる。

 そして「こんな新しいことがあります!」と報告してくるのだが、「で、それがどないしたんや」とこちらは言うことになる。

 (3)の「視野拡大段階」における勉強が、肯定されるか否定されるかは、その人が(2)の問題解決段階を十分に経ているかによる。(2)をスキップした人の(3)における「お勉強」は、当人は真面目に勉強しているつもりでも、周りは許容できない。

 (4)「検証適用段階」にあるのは、(3)の「拡大段階」で知り得た他領域の考え方や方法が、いかなる背景の上に成り立ち、いかなる目的に対して、いかに機能するかをシステマチックに認識し、その上で自分の問題解決に適用し、検証しようとする態度である。

 「欧米では」「グローバル企業の〇〇では」と言うのが好きな「ではの守」。実は「ではの守」にも尊敬される人とそうでない人がいる。尊敬される人は、単に欧米の例や〇〇の例をうのみにして広めるのではなく、「これこれの歴史的背景と制約条件のある〇〇でこのように機能したのだから、重要なのはXXだ。それをわが社で応用するとしたら、△△に気を付けなくてはならないだろう」という考え方をしているのだ。多面的な尺度から構造的に把握する勉強の姿勢と習慣を持っており、それ故に仮説が生まれ、その仮説を基に実行しようとする。この段階にある人の仕事は安心して見ることができる。たとえ失敗しても必ず何かが得られる。

 (5)「越境変容段階」。これこそ、勉強らしい勉強である。別の分野に没入していく際の居心地の悪さが、新しい創造の機会を生む。 自分がすでに持っていたものと、新しい外来のもの、すなわち、異なる要素同士の統合が行われる。あるいは、まったく新しく血が入れ替わるような体験かもしれない。一般企業でここまで到達して勉強している人は少ないが、異業種への転職やまったく違う職種への異動などは、この段階を経験するチャンスである。ただ、こちらも上記の(1)〜(4)段階を経た人や、少なくともその素養がある人でなければただ単に、(1)のお勉強になってしまう。

 さて、この(5)段階目は、短期的には生産性が著しく低下するので、よほど当人に強い意志がないと会社や上司はこれを容認できない。人事考課も悪くなる。だから推奨されないし、やらないし、やれないのだ。千葉雅也氏の著書『勉強の哲学』には、「勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。だが人はおそらく、変身を恐れるから勉強を恐れている」と書かれている。確かに、この段階の勉強は、培ってきた自己の崩壊につながる可能性もあるから大変恐ろしい。


天間林中学校の部活動とサッカー

平成29年3月25日、天間舘中学校同窓会総会が17時から七戸町中央公民館2階で開催された。閉校に伴い同窓会も解散することとなった。天間会長、長年の会長職お疲れさまでした。

18時からアカシアで懇親会が行われた。

校長、教頭、PTA会長も参加し、14名で大いに盛り上がった。

締めに天中の校歌を皆で歌った。「天中健児ここにあり〜!」

懇親会で、天間林中学校の部活動についても議論した。

今の天間舘中学校の校長が、4月に開校する天間林中学校の校長に決まったので話しやすかった。

野球、ソフトボール、卓球、陸上、吹奏楽は継続。

ソフトテニス部は3年生の中体連終了をもって廃部。

今後、生徒や保護者から要望が上がった場合の対応までは議論しなかった。

中体連でいずれかの部活動を応援できるようにするために、五つの部活動に所属してもらうとのこと。

主にサッカーをやりたい生徒は、陸上部の所属になるが、放課後は陸上部に合流することなく、直接サッカーの練習に行って良いとのこと。

これまでは、同じグランドで陸上もサッカーも練習していたが、サッカーは中学校統合後も今までの練習場を使用する。

陸上部は天間林中学校の陸上競技場(トラック一周300m)を使用する。

今までのように、サッカーの練習が始まるまで、陸上の練習をしているというやり方が、逆にできなくなる。

主としてサッカーか陸上か、あるいは半々か、はっきりと決めなければならない。

今までもいたが、サッカーと陸上、どちらもやりたい。中体連では陸上競技に出場し、土日のサッカーの練習や試合にも出たい。そういう子は自分で予定を決めて練習すれば良いとのこと。

今年度の天中卒業生で、陸上部に所属して水泳の練習をしたという女子生徒のお父さんも来ていた。全く問題はなかったとのこと。

保護者の組織である後援会については、主にサッカーをやりたい生徒の保護者は、無理に陸上部の後援会に入らなくても良いと思うとのこと。保護者同士、変に気を遣う必要はないと思うとのこと。

校長の言う通り、保護者同士がしっかり話し合って、陸上とサッカーの後援について、役割分担を明確にすればいいと思った。

指導する先生の負担についても議論した。

役場職員の業務内容見直しとリンクするが、後援会の会計や事務は教職員ではなく、保護者ができるようにした方がいいという話になった。

パソコンを使えない保護者の方が極めて少ない時代なのだから、先生のパソコンの中に入っている文書や会計のデータを保護者に渡すことから始めた方が良いと思う。

新しい中学校に合わせて、時代に合った新しい考え方で学校を運営すべきだと思う。


天間西小PTAだより最後の原稿

PTAだよりの原稿をようやく送った。
最後の原稿だと思うと寂しい気もするが、感傷に浸っている暇はない。
自分が見つけた新たな課題に向けすでに気持ちを切り替えている。

組織改革初年度を振り返って見て

                   PTA会長  哘 清悦

 「役員は、保護者の負担が公平になるように配慮しながら選出する」、「学年委員長及び専門委員は各学年より選出する」の規約改正により、当PTAは新たな形を求めて今年度再始動した。
 結果として、一人で様々な役を引き受けていた人の負担も軽減でき、学年行事等の実施で保護者同士の親睦を深めることができたと思う。

 スポーツ少年団の指導体制の強化、抜本的な防犯対策、地域活動(分館や子ども会)への積極的な参加など、取り組むべき課題はまだまだあるが、会員が目標を共有して協力し合えば必ず実現できると思う。

 小中9年間、子どもも保護者も顔ぶれもほとんど同じ。保護者同士が親睦を深める機会は多くはないので、学校行事、学年行事、参観日の学年学級懇談等を通じて、保護者同士がお互いに良き理解者であるような関係を構築して欲しいと願っている。

 そして、そのような保護者の関係は、子どもたちに必ず良い影響を及ぼすと信じている。


平成22年度最後のPTAだよりの原稿をとりあえず読む

依頼されていたPTAだよりの締め切りが明日に迫った。
どれもこれも締め切りが近づいてから作業に入るのが習慣になってきた。
自分の子どもには、「ゲームで遊ぶのは宿題を終わらせてからだぞ!」といつも言い聞かせていながら、自分の仕事の優先順位が「関心が高いものから」になっている。
とりあえず昨年書いた原稿を読んでから考えることにした。


PTA規約・組織改正に込めた思い

            PTA会長  哘 清悦

 六校統合により出来た本校は、旧学区(各地区)のまとまりの良さを活かし、各地区からPTA役員を選出する方式を続けてきた。

 分館と連携して活動する各地区のPTAや子ども会は、本校の特徴でもあり財産でもあると思ってきた。

 しかしそれが時代の流れとともにその価値が低下してきた。

 子ども会の加入率は低下し、各地区のPTAの会議にも参加しない会員が増えてきた。

 その結果、役員として活動する会員とそうではない会員との負担の格差が増大し、人数の少ない地区では、全員が何かの役員に就くという状況になっている。

 それでも学級学年懇談に多くの保護者が参加し、活発に議論されているのであれば安心できるが、残念ながらそうはなっていない。

 年5回の参観日の学級学年懇談を有効に活用し、自分たちの学級や学年をより良くしようと、担任の先生を中心に議論するようになれば、保護者の相互理解も進むと思っている。

 また、各学年の保護者の中から役員を選出し、毎年学年行事を行っていくことで、その学年の先生と保護者のコミュニケーションが深まると思う。

 授業の中には保護者が協力できるものもある。

 限られた時間でより多くのことを子どもたちに教えるためには、先生と保護者が連携し、授業を計画実施していくのが望ましいと思う。

 横(学年)のつながりを強化した新たなPTA組織が「明るく楽しい天間西小学校」実現に大きく寄与することを願う。


教育力=指導力、人材バンクの設置を提案

 学校と家庭以外で、子どもが過ごす時間帯が地域の教育力を問われ、いかに充実した指導ができるかが課題であり、七戸町の教育力の現状を把握するためにも、人材バンクを設置し、登録者を募集する必要があります。他の市町村のお手本となるような「教育の町・七戸」として、人材バンクを構築する考えがないか伺います。

【教育長】町内の小中学校に地域コーディネーターを1名から2名配置し、保護者や地域の協力を得ながら、家庭教育、地域の教育力を高める活動を展開しております。また、公民館講座において各種講座開設し、町内外の講師の方々も学校教育の中に活用しております。現在、人材バンクの設置は考えておりませんが、平日の放課後、土日の活動に対する教育の対応、指導者の対応としての人材確保については、体育協会加盟団体・スポーツ活動団体等と協議しながら、各団体を通じ講師の派遣及び各種目別に、指導者・団体を整理すると共に、教職員退職者団体にも働きかけ人材情報の収集に努め、指導者名簿を作成して子ども達のスポーツ活動の求めに応じた情報を提供できるよう努めて参ります。また、登録した人材の名簿に関しましては活用方法について慎重に検討し、対応していきます。

天間西小入学式、39名の新入生入学とPTA新会員加入を祝う

 新入生の皆さん、入学おめでとう。保護者の皆様にも心からお祝い申し上げます。新入生の皆さんは今日から天間西小学校の児童として毎日勉強することになりますが、これからどんな生活が始まるだろうかといろいろ考え楽しそうと思う気持ちと、心配だなあという気持ちが半々の状態なのではないかと思います。

 学校は友達同士で学んで遊べるとても楽しいところです。友達の名前を早く覚えて全員仲良しになって下さい。上級生の皆さんは、新入生の皆を自分の弟や妹だと思って、しっかりと面倒を見てあげて下さい。

 東日本大震災で被災し、家も家族も失い今も避難所での不便な生活を余儀なくされている多くの方々のことを思うと、被災を免れ例年と同じように行事を行い、いつもと変わらない生活を送れることに感謝しなければならないと感じております。今日このように、幸せの中で生きている我々が被災者のために今後なすべきことは、今まで以上に生産し被災者を助けることです。一緒に悲しんでいるだけでは助けることができません。被災を免れた国民が、食べれる時によく食べて、休める時によく休み、楽しめる時はよく楽しみ、健康を保ち元気を維持して、一人一人が「一割多く生産する」という目標を持って自分の仕事に取り組めば、被災者を早く助けることができます。

 ゆとり教育が見直され今年度から授業時間も学習内容も大幅に増えます。児童の皆さんの仕事は勉強することです。小学校で学ぶ勉強は全ての基本になる大事なことばかりです。人を助けることができる大人になるためにも、小学生の時に基礎学力をしっかりと身に付けておきましょう。

 今年度初めてPTA会員となる保護者の皆さんを含め、新一年生の保護者の皆さんにお願いがあります。

 皆さんの子どもは、ほとんどこの顔ぶれのまま、小学校の6年間と中学校の3年間を共に過ごすことになります。この時期にできる友達は、子どもの頃の楽しい思い出を共有している生涯の友達になります。

 人によっては、勉強で身に付ける知識以上の価値になるかも知れません。友達の存在そのものが、その子の財産になる場合もあると思います。

 子どもが友だちと良好な関係を築きながら、友だちをたくさん作っていけるような環境を作ることが、保護者が子どものためにできる大事な仕事であり、それこそ、PTAとして力を入れて取り組まなければならない活動だと思っています。

 今日の入学式が参列された保護者の皆さんも、これから9年間同じ顔ぶれで活動することになります。保護者の顔と名前が一致するまでに結構時間がかかるかも知れませんが、どの子がどの人の子なのかを徐々に覚え、次第に子どもの様子についてお互いに話し合えるようになっていければいいなあと思っています。

 また、子ども達が社会人になって、いろいろな人と関わりを持ちながら生きていけるようにするためにも、年齢の違う子とも友だちになれる能力を身に付けるのが良いと思っています。スポーツ少年団や子ども会は、そういう機会をたくさん作ることができる団体なので、子どもの健全な成長のためにも積極的に参加させて下さい。

 最後になりますが、一年生から六年生の児童の皆さんは、少子化が進む中において、一人一人が七戸町の将来を担うとても貴重な存在です。

 この天間西小学校で伸び伸びと学び、自分の個性と能力をどんどん伸ばして下さい。そして、天間西小学校の主役である皆さんが、思いやりの心を持って、どこにも負けないような明るく楽しい天間西小学校を作ってくれることを願っております。

誠に簡単ではございますが私の祝辞とさせて頂きます。

本日は誠におめでとうございます。

            平成二十年四月七日

            天間西小学校PTA会長  哘 清悦

 

6年間共に過ごした児童の卒業式、代表の光輔に卒業祝い渡す

110318天間西小卒業式
【祝辞】
 
六年生の皆さん、卒業おめでとう保護者の皆様にも、心からお祝い申し上げます。
 先週金曜日に発生した地震と津波で被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。これまでの卒業式で感じたことはありませんでしたが、卒業生も保護者も、全員が揃って卒業式に出席できることを当り前だと思わず、深く感謝しなければならないと感じています。

 人間の知恵や努力は自然の力の前では無力であることを痛感させられました。被災された方々を支援することもできず心苦しい思いでおりますが、被災された方々が一日でも早く日常の生活を取り戻すことができるよう切に願っております。

 六年生の皆さんは、中学校や高校でまだまだ勉強しなければなりませんが、「何のために勉強するのか」をよく考えなければなりません。いい大学に入り、いい会社に就職し、いい給料をもらい、いい生活をするためではないと思います。「大事なものを守るために必要な力を付けるため」に勉強するものだと私は思っています。

 皆さんにとって最も大事な家族の命と生活を守るためにも勉強しなくてはなりません。また将来、皆さんの中の誰かが、住民の生命と財産を守る重要な立場に就くかも知れません。その人は誰よりも勉強しなくてはなりません。勉強というのは、これだけ勉強すれば十分ということは決してありません。どれだけ勉強してもまだまだ足りないというのが勉強です。

 皆さんは、学力においては全国平均をかなり上回ったようです。中学校へ行っても、テストでは常に百点満点を取るつもりで勉強して下さい。私も四月からPTA会員として皆さんと一緒に天間舘中学校に行きますので、気を抜かないでこれまで通り勉強して下さい。

 小学校の六年間もあっという間でしたが、中学校の三年間は更にあっという間です。三年後にはもう高校生です。皆さんが中学でも優秀な成績を収め、レベルが高い高校で勉強したいと考えた場合、青森高校や八戸高校へ進学することも考えると思います。

 新幹線の七戸十和田駅は、幸い八戸市と青森市の中間にあります。青森高校と八戸高校のどちらの学校にも、新幹線での通学が可能ではないかと考えています。皆さんは、三年間で六百回も新幹線を利用できる可能性を秘めている特別な存在です。「新幹線で高校に通う」ということを、ぜひ皆さんの目標の一つにして下さい。

 皆さんは卒業証書を受け取りとても嬉しい気持ちでいると思いますが、皆さんのお父さんお母さんは、皆さん以上に嬉しい気持ちでいると思います。皆さんが私たちの子供として生まれてきたおかげで、人生の中で最も楽しく充実した時を過ごすことができました。ですから、「大人になったら必ずお父さんお母さんになる」ということも、目標の一つに加えて欲しいと思っています。

 学力と体力は、学校の勉強や部活動で身に付けることができますが、結婚相手を見つけ、お父さんお母さんになるためには、「魅力」というもう一つの力が必要です。勉強で脳を鍛えながらも、「心」も一緒に育てて下さい。心優しく魅力ある大人に成長することを願っています。

 最後になりますが、町長を始めとする行政関係者の皆様、ボランティアとして本校を支援して下さいました地域住民の皆様、六年間PTA活動にご協力頂きました保護者の皆様、そして、校長先生を始めとする教職員の皆様に、この場を借り厚く御礼申し上げます。
 卒業される皆さんの新しい生活への旅立ちをお祝いすると共に、今後のご活躍とご健勝を祈り、私のお祝いの言葉と致します。

          
     平成二十年三月十

     天間西小PTA会長  哘 清悦

 卒業生代表で光輔が登壇し、PTA会長の私から卒業祝いを受け取った。自分の子供に「おめでとう」というのに抵抗を感じ、何と言葉を掛けてよいか迷った。結局「よく頑張った」と小声で言った。
 先生方が父から子へ手渡すように演出してくれたのだと思った。その気持ちに深く感謝したい。


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